周りにあるものは全て「鏡」だと思って過ごしてみる

マインドマップProject

先日のこと。

コロナ禍で情勢悪化した時期、小2の娘の学校を2週間ほどオンライン授業に切り替えました。
娘はしっかり者なので、宿題などは基本的に任せていますが、たまにボコッと大切なことを忘れます。(人間だもの。)
毎日宿題を提出する日常生活と違い、その気になれば今日の宿題を明日に回せるのが自粛生活。

ある夜、「あれ?あの子ちゃんとやってるか1週間くらい全然確認してない!」ということに突然気づいてしまいました。

「大丈夫なの!?」と問いかけた私。その姿に夫はヒステリックな香りを感じたのか「もういいよ、終わり終わり…」と割って入ってきました。

夫は夫で日頃の私の様子を見ていて「ヒートアップしたら面倒だ」とでも思ったのでしょう。しかも「私の言い方に難がある」という指摘までついてきて。

「いやいや、私は娘と話してるんだ。昼間の様子は私が見ている。横から突然入ってきていい人ヅラされても…」とイラッ!しかもこれからの展開を決めつけられて「私の話は最後まで聞く価値なし」と言われたような気がしてモヤモヤ…。

コトが大きくなりそうだったのでグッと飲み込みましたが……それでもやっぱり心に引っかかる。

そこで、発端になった私の一言。それに対して割って入ってきた夫の一言。
それぞれに対する私の思いを紐解いてみました。

夫の態度は、鏡に映った私の姿だった!

そもそもの発端となった娘へのひとこと。
ここからわかったのは、娘と私の課題の分離ができていない自分。
娘を「心配」するのはいい。けれど、それを飛び越えて私自身が「困って」しまっている…これは不要。
困るのは娘自身であるべきなのだ、ということが私自身わかっていれば、心配を冷静に伝えるだけでよい。

…と、これは今後気を付けるとして。

そして、もう一つ。肝心な夫とのモヤモヤについてみてみると・・・

私は夫を見切っている部分がある。だから、そういう相手に見下されたと思っていることが
怒りにつながっている!!!
・・・バカにされているのではなく、私がバカにしていることから全ては始まっていた!

夫が私を軽んじてあしらうような態度は、私が夫に対してとっている行動そのものってこと!?

認めたくないけど…でも、そういうことなのかもしれない。

1週間の変化

あえてわかりやすくストレートに表現しますが…
それまで私は、「夫からの『ありがとう』『おつかれさま』が足りない。自然にねぎらってほしい。この言葉は私が言われるべきだし、だから私は言ってやるもんか!言ってたまるか!!」と思っていたようなところがある気がします。

たまたま昨日ママ友でこの話になり、
「言ってたまるか!」派が意外と多いことが判明しました。(笑)

けれど・・・口にした瞬間に地球上の「ありがとう」も「おつかれさま」の総量が減るわけでもない(笑)し、そもそも人との序列を決めるための言葉ではない

鏡なのだとしたら、「自分が言ってほしい言葉」「自分がしてほしいこと」こそ、自分からやってみたらどうか?

そうして一人静かにちょっとだけマインドをチェンジしてみた先週1週間。

すると・・・ある日の夕食で、長女が突然こんな一言を。

「ママはさ、最近パパに優しくなったよね。…あ、前からやさしいけど、『もっと』ってことね」

後半、めちゃめちゃ気を遣われている…(笑)

・・・と、こんなことを綴っておきながら、「ママは優しくなったね」発言の直後、また夫婦ゲンカはしたのですが。(モヤモヤ…(笑))

はは~!たった1週間でも、人は気づくのか!
っていうか、この短期間でも人は小さく、でも確実に変われるのか!!

娘に太鼓判を押してもらったような出来事でした。

自分の周りにあるものすべてを鏡だと思ってみる。
とげとげした言動は、相手に向けていたはずなのに、結局は自分を傷つけるのだとわかる。
全てに優しくなれる。

……この考え方、自分可愛さの下心からのスタートにも思えますが…誰も不幸にならないし、失うものは何もありませんよね!

あ、最後に。
娘、ちゃんと宿題やってました!(笑)

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