手帳は1週間に一度でも大丈夫

手帳活用Project

あ~……先週は手帳が真っ白でした。

21日(土)に限ってはいろいろ書いているように見えますが、
これも週末に後追いで書いたものなので…
実質、予定確認にしか使わなかった1週間。

習慣化リストも真っ白。

それぞれの習慣をやらなくて真っ白、ではなく、
いろいろやったのに、記録しなかったため真っ白、な方。

でも、大丈夫。
わたしには「これだけは欠かさない」たった一つのルーティーンがあるのです。

毎週の振り返り

以前、この「じぶん実験室」でご紹介したことがある、「毎週の振り返り」
手帳が真っ白な一週間も、かれこれ20週間、これだけは欠かさず続けています。

たとえ昨日も一昨日も手帳が真っ白のままでも、1週間の出来事なら、何とか思い出せる(ことが多い)のでは。

これが、10日間とか2週間になると、たちまち困難になる気がします

それでも記憶から抜け落ちてしまうことはもちろん多いけれど――それでもスケジュールやあった人、出かけた場所、買ったもの、喜怒哀楽、SNSで書いたことなど寄せ集めてみると、そこそこ振り返ることができる程度の材料は揃うことが多いもの。

「今週は手帳に何も書けなかったわ…」とがっかりしなくても、きちんと「今週の自分」が蘇ってくる。

先ほど、「あとから書いた」とお話した21日の分も、
こうして振り返りの中で蘇った記憶や学びを書き出したものなのです

何度か繰り返してみるとわかるのですが、たとえ毎日手帳に向き合えなくても、「今週のテーマ」をいちいち意識して過ごせていなくても。1週間後に7日間を振り返ってみると、今週の私のために先週定めた「1週間の指針」は深層心理に刻まれるようで、結果的にその方向に寄っていくような行動や意識を選んでいることがとても多い。

「振り返り」というと、「過去」に注目する行為だととらえていましたが――実はそこから得られたヒントや自己肯定感が「今」をちょっと良くして、自分の意に沿った「未来」にも近づけてくれる。
毎週一度、自分自身の手に生きるための舵を握り直す行為そのものなんだなぁ、と感じます。

おしまいに

こんな風に書くと、「振り返りなんて、私には無理!」と思われるかもしれません。

…が、かくいうわたしも「どうしてもほったらかしにしてしまいそうな日々に、『振り返り』というものを加えて習慣化したい」という思いで今年の手帳にそのためのページがきちんと用意されている「自分軸手帳」を選んだわけでして……裏を返せば、昨年までは振り返りなんてまったくできていなかったということ。

毎日じゃなく、週に一度でいい。
1時間書けなくても、15分でも……なんなら5分いいでもいい。
まとめて書かなくても、思い出したタイミングで合間にちょこちょこ書きたしたってOK。
一人の静かな環境にこだわらず、テレビを見ながらでも、子どもが隣にいてもいいのです。

完璧にこだわった結果「私には握れない・・・」と舵をほっぽり出して誰かに操縦をお願いしたり、10年前と変わらない大海原のど真ん中にポツンといたりすることを望むのか?と問われれば、「それはちょっと…」と思いません???

たま~に舵を握るのんきなポンコツ船長でも、いないよりはいた方がいい。よろよろ描く軌跡も、なかなか愛おしいものですよ!

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