先日こちらでもご紹介した通り、ストレングスファインダーのコーチングを受けた私。
勢いそのままに&そこでの気づきや学びを活用しながら、今度は「自分のトリセツ」を作ってみました。
これまで手が止まっていた理由
ちょこちょこいろんなところで見かける、「自分のトリセツ」。
機械などと同様、自分の作りや特徴、扱い方、トラブルシューティングの方法などをまとめておくことで、トラブルを回避できたり、早く立ち直れたり、強みや自分らしさを発揮しやすくなったりする、というわけです。
私が今使っている「自分軸手帳」にも「自分のトリセツ」ぺージがあるのですが……これまで半年間、真っ白でした。
というのも、私の場合は「誰に対して、どんな落としどころで書くか」が見えていなかったんですね。
ページには、「診断ツールの結果などを貼っておく」こともオススメとされていて、実際のユーザーではそのようにしている方も多い。
少し前には、元日本代表だった為末大さんがトリセツ作成のための質問をツイートしていて、noteでも話題になっていました。
ですが。
「診断ツールの結果」も「為末さんの質問への回答」もそれらは「点」のように思えて、わたしは「線」にしたいと思った。

点=「こういうボタンがあります」「こういう機能があります」
線=「うまく動かすにはこうします」「困ったときにはこのように対処してください」
……のようなイメージです!
多分、多くの人は自分の「点」にはいろいろ気づいている。一方で、それを踏まえて「つまりはこういう感じの人間です」「だからどうする」というところまで突っ込まれると、そこは見えていないから悶々とするのでは、と思っておりまして。
かくいう私も、様々な面を持つ自分で「線」を描くのはなかなか難しくて、手が止まっていたというわけ。
ところが――先日のストレングスファインダーのコーチングで、ちひろさんが一緒に導き出してくれた「私の勝ちパターン」を手にしたとき、「これだ!」と思えたんですよね。
作るにあたって参考にしたもの
①自分が心地よく動けるときの「勝ちパターン」
まず、コーチングでちひろさんが落とし込んでくれたのは、次の3つのポイント。
●スイッチ・・・行動のきっかけ
●プロセス・・・実行を支える
●モチベーション・・・原動力になる
これらが私が私らしくいられて、強みを発揮できる「操作方法」になる。

コーチングやストレングスファインダーを受けていない方も、
この3点で整理してみると「自分の操作方法」がまとまりやすくなると思います!
②逆引きできそうな見出し
では、トリセツでその前後を固める項目をどう設定し、仕上げていこうか…と考えたときに私的にしっくりくるページを見つけました!
そこに書かれていたのは、こんなこと。
- 安全上の注意→絶対に「やりたくないこと」「嫌な環境」「受け入れられない価値観」などの記載
- 各部の名前と働き→自分の棚卸し結果と「強み」「弱み」「長所」「短所」などの記載
- 使い方→2の活かし方の記載
- お手入れの仕方→ストレス解消方法、自分が元気になれる条件の記載
- 困った時は→頼れる家族や友人・知人、仕事仲間やメンターの記載
引用:https://kondokengo.com/own-instruction-manual/
そうそう!わたしこういう項目が欲しかったんです。何かの結果をずらりと並べるのではなく、困った時の逆引きがスムーズに行えるようなカテゴライズが!
そんなわけで、これをベースに私だけのトリセツづくりを進めてみました!
完成!私のトリセツ
そしてできあがった私のトリセツがこちら!

箇条書きだと膨大になる情報も、マインドマップにまとめたことで見やすくまとめられました!

手帳にもコピーしてペタリ!
これ、実際に作ってみて思ったのは、「トリセツ」というアウトプットそのものよりも、これを作るにあたって、自分について考えるというプロセスにこそ価値があるということ。
「取説ページが埋まっているかどうか」が問題なのではなく、ここに書けるくらいに自分を理解しているか?自分と向き合ったことがあるか?で大きな違いが出てくる気がします。

そしてもう一つ気づけたのは……この半年で、私の「困った時の対処法&対処先」がぐんと増えているということ。
素敵な人やコミュニティとの出会い、自らとりにいった学びなどが、より様々な角度から自分を支えてくれているみたい――。
今回それらを可視化できたことで、私のお守りが一つ増えた気がします。

「頭の中でそこそこ分かっているから」「やったらいいとは思うけど、緊急度が低いから」と後回しにしているのなら。
下半期が始まるこのタイミングを都合よく「節目」と捉えて、トリセツ作りに取り組む口実にしてみてはいかがでしょう?
残り半年、グンとアクセルとブレーキが踏みやすくなると思いますよ!