「足し算のワーク」わたしの書き方~2023ver~

手帳活用Project

 自分軸手帳に書きこむのも2回目となった「足し算のワーク」。

手帳によって「やりたいことリスト」「ワクワクリスト」「WISHリスト」などなど、
様々な呼ばれ方をしていますね!

このワークの書き方、昨年も記事にまとめています▼

自分軸手帳公式noteにもヒントがまとまっていますのでご参考に!

――が、今年改めて見直した部分、自分の中で新たに考え方が整理できた部分もあるので、今回は「2023版」として、自分の備忘録を兼ねて書き残しておきたいと思います!

はじめに:「2023」と「足し算のワーク」と「わたし」

いろいろ語る前に、今年このワークに取り掛かるまでの私の状況を少々。

初めて1年間手帳が続いた2022。
ちょっと「手帳の書き方」「手帳との付き合い方」が掴めてきて、手帳でもっと心地よい自分になる道筋がほんのり見えてきました。

「何が何だか分からないけど、とりあえず書くか!」と手探りで始めていた1年前に比べて、いろんな人の方法にも触れて「素敵だなぁ」「取り入れたいなぁ」と思うアイデアも蓄積されて……さぁ、それを踏まえて2023!と思うと、あれれ、ペンが進まない。

いや、書けないんじゃなくて、「どの方法で取り組もうかなぁ~」「もっとじぶんの『やりたい』を深掘りしてからにしたいなぁ~」という思いが膨らむが故に、熟成の方向へまっしぐら……。気づけば1月の中旬を迎えていました。

ありがたいことに、2023は始まりからいろいろなことが早速舞い込んだり、自分で動き出したりしたもので……「やりたい!」と思う前に「どうぞ」と差し出される感じ。「これ、リストにさっさとまとめないと勝手に『やりたい』が実現されちゃって、自分の『やりたい』を捕まえられない(気づけない、記録できない)まま、どんどんコトが進んでしまうぞ!」と大急ぎでワークに取り組んだのが先日のこと。

2023の気づき

「すべてを完全に絞り出す」をゴールにしない

まず、今回わたしがなかなか清書に着手できなかったのは、これが最大の理由。

昨年同様、まずはマインドマップを使ってカテゴリ別に「やりたいこと」を書き出すことから始めたのですが(この方法自体はとても好き&良い)、「ここに自分の希望・欲望を絞り出しきってから手帳に書き移そう」と思ってしまって動きが止まった。

数を数えると、100個には到底届かなくて、しかも忘れているあれこれが自分に眠っていそうで……もっと数が揃ったら、と思っていました。

確かに、その後ふとした瞬間に「あ、あれもいいって思ってたんだ!」ってことはポロポロ出てくるし、新たにアンテナにピン!と引っかかることは出てくる。ですが……それってつまり、大晦日までこの「ポロポロ」や「ピン!」は続くってこと。「完全に絞り出す」のを待っていたら、いつまでもリストに書けないのです!

ある程度考えた段階で、早いタイミングで一旦書き出してしまう。
そうしないといつまでも「既にやりたいこと」までもふわふわしてしまう気がします。

手帳には直に書く

昨年はリストにシンデレラフィットするふせんに項目を書き出すスタイルを採用してスタートしましたが…半年ほどたったタイミングで、手帳に直書きする方針に変更。2023は、最初から直書きに。

付箋を辞めた主な理由
・フィルムふせんなので、普段使いのペンで思い立った時に書けない(インクをはじく)
・付箋=取りはずしできる=いつまでも仮置きな感じがして気持ちに火が付かない

付箋は並び替えもできるので、常にカテゴリごとに整理できるというメリットを捨てることにはなりますが、そのあたりはペンを色分けしてチェックボックスを着色することでクリア。

自分軸手帳部員のコミュニティ「自分軸手帳部」の部員さんの中には、このリストに貼った付箋をウィークリーページなどに移動させながら、実現の確度を高める方法をとっている方もいるので、この「付箋or直書き」については、それぞれの感覚次第かと思います。

私の場合は直書きの方が自分にとって心地よいページになり、開く回数も増えました!

達成指標の定量化に縛られすぎない

自分軸手帳の中には、手帳とのお付き合いが長い分、自分なりの活用法を確立している方も。
「達成度合いの定量化」を積極的に行って、達成できたかどうかをわかりやすく判断しているのを見て、「おぉぉ~次は意識的にチャレンジしてみたいなぁ」と思ってはいたのですが。

それについてあれこれ考えるうちに、結局辿り着いたのはこんな結論。

もちろん、定量化したい/できるものはした方が分かりやすいのですが、逆に定量化を目的にしてしまうと、このページがノルマの羅列になってしまうのでは、と……。

わたしにとって、ここは「見ていると心躍るページ」であり、「これが叶ったら自分が心地いいなぁ~」という空気を詰め込む場所であってほしい。

そのために定量的な目標を達成していくことは必要だとしても、その道のりはウィークリーや習慣化リスト(ハビットトラッカー)に分解していけばいいものであり、ここをタスクリストにはしたくない!!

そんなわけで、「年末までにこの状態になっていればいいな」というあえてふんわりした表現を積極的に取り入れることに落ち着きました。

やってから「これってやりたいことだったんだ!」と気づいたら、事後の書き足しもOK!

先に触れたような「リストに書く前に手に入ってしまった『やりたい』『欲しい』」「自分では気づいていなかったけど、手に入れてみたら『これが私にとって心地よいものだったんだ!』と気づく」って、実は意外とある気がしていて。個人的には、叶った後に後追いでこのページに書くのもありにしています。

本来は「100個のリストを叶えることが自分のありたい状態につながる」という筋だとは思っているのですが、最終的にはこのページに「自分にとって重要なもの」「自分が目指したい方向」が詰まっているというのが重要だと思うので……。

「今年できそうなもの」に絞る

昨年はとにかく「自分のやりたいことを!」とがむしゃらに書き出していましたが、明らかに「今年中の達成を目指すのは非現実的」なものもあったんですよね。

パリのアパートで3カ月間一人暮らし!とか…
子どもの年齢など考えたら、ちょっと現実的とは言い難い!

なので、今年は「今年できそうなもの」を優先して書き入れました。

でも、「=マインドブロックをかける」という意味ではありません。
今年は難しそうだけど今後やりたいことは、別の場所に書き残しておく。

そのうえで、「今年取り組めそうなこと」をワークページに凝縮することで、今年の行動量UPにつながる純度の高いリストが出来上がるし、年内に達成のチェックがつく率も上がる

おまけ:2022はどうやって書いていた?

ちなみに、ワークに取り組み2022verはこんな感じ。

  1. Point1|ジャンルをわける
  2. Point2|最初からリスト化しない
    1. ①キーワードで広げていく
    2. ②付箋を使う
  3. Point3|とりあえず書いてみる
  4. Point4|数を合わせにいかない
    1. ①本当に心躍るものだけを並べる
    2. ②こまめに書く
  5. Point5|インプットを増やす

マインドマップでカテゴリごとに思考を広げ、ふせんに書き込む。
無理にひねり出して数を合わせに行くのではなく、心躍るもののみを書き出し、空欄はピン!ときたタイミングで都度書き出していく
――という感じですね。

上記の目次リンクをクリックすると、ダイレクトで該当のchapterに飛べるので、ご興味があれば、ぜひご覧ください!

おしまいに

「夫と幸せになる」の「愛の言語」とは、書籍「愛を伝える5つの方法」の中で紹介されている言語のことです。昨年読了できなかった…!

この記事を書いている最中も、「足し算のワーク」が叶う一報が入りまして。
最初に書いた通り、まさに「リストにさっさとまとめる前に『やりたい』が実現されちゃって、自分の『やりたい』を捕まえられないまま、どんどんコトが進んでしまう」ところでした。

足し算のワーク、進めておいてよかった!

実際、昨年書いたものの中でも、年末には全然ときめいていないものもありました。そう、人の心は常に移ろうもの。だからこそ、完璧を待っていたらいつまでたっても話は進まない!!
とりあえず「今」スタートしてみると、「あれも叶った!」「これもできそう!」というワクワクがどんどん増えるかもしれません。
ぜひ、あなたなりの方法で、思い描いた2023に寄せていきましょう!

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