全力でほめたたえる(自分を)キャンペーン

手帳活用Project

次女が時々、登校拒否を発動します。

いや、深刻な感じではなく、おそらく単に「新しい環境に疲れた」のが原因かと思われ。
元気が欠乏すると、気持ちの意図がプッツリ切れやすいんでしょうね。

5月に入って2回。
話し合いの結果本人が決めて、初めての時は5時間目から。2回目となった昨日は、3時間目から登校しました。

ちなみに今朝は、通学班に加わりつつも
急遽手をつなぎながら学校まで同伴するという展開でした……

完全なる欠席と、途中からでも登校するのは、翌日以降へのつながり方が全く違うと思うし、朝少し遅めにスタートするだけで本人はケロッとして登校するので、今のところ先行きをすごく心配している、という感じはありません。

ただ、親としてもストレスなのは間違いない。
その日の出鼻をくじかれる形で予定が大きく狂い、「明日以降も同じことが起きるかも……」と思うと予定が立たない。安定しない土台に立たされたような足元がふわふわする状況は、「何事もコントローラブルであること」を一番に願う私としては、もう!ストレスフル!!!!

いや、寄り添えるのがいい親ですよね。

でも私、今の状況だとぶっちゃけ「寄り添うって何?」って思っちゃう……。
「行けよ!」ってのが、正直な気持ちです……。

わたしにはわたしの人生がある

で、ですね。

まだ、朝グジグジしている娘に「何時に登校するかは、自分で決めなさい」と言い残し、私は私でやるべきことを片付けることにしました。

いや、もちろん、これが「誰かにいやな思いをさせられている」のなら話は別。
じっくり話を聞いて、私はあなたの味方であるということを全力で伝えるでしょう。

が、今回の次女の場合、特に理由はない。「まずはいかない」時点で本人の気持ちは満たされていて、あとは気持ちが切り替わるのを待つだけと思ったので、放置してみました。

わたしにはわたしの人生がある。
冷たいようですが、あえて自分と娘の境界線を意識して過ごしてみました。

娘の心のエンジンがかかるまでは、無理強いはせずに決断を待つ。(というとすごくいい親に聞こえますが、実際はイライラして追い詰めるような言動もしてしまいましたが!)
その傍らで、ママはそもそも今日やるはずだったことはやらせてもらいますからね!!!というスタンス。

徹底的に褒めてみる(自分を)

そうして、イライラしている分いつも以上にハイスピードでタスクをこなす私を見ながら、「3時間目から登校します」と決めた娘。

なんだか、朝の時点でエネルギーはごっそり吸い取られた気分で「今日はもう台無しだ……」と思っていました。その一方で、「ちゃんと学校に行った娘も、(一応)その決断に付き合った私もえらい!!!」という思いも。

そんな中思い出したのが、オンラインで受講中の「おかあさんのための心理学講座」の「レジリエンス」の回で、講師の希恵さんが言っていたこんな言葉。

今日、ちゃんとご飯も食べて、お風呂に入って、友達だってちゃんといるでしょう?
もうそれだけで、ちゃんと生きてる!頑張った!

わたし、これを聞いたときに、じわわ~んって心が満たされるのを感じて、ちょっとウルウルしてしまった。

ふとそれを思い出し――「もう朝の時点で既に頑張った本日は、全力ほめほめモードを発動しよう!」と思い立ったわけです。

そうして手帳に殴り書きしたのがこちら。

・シーツを洗濯した
・洗濯槽洗浄した
・遺伝子検査投函した(★)
・浴室の入り口部分の大嫌いな掃除をした
・買い物に行った
・娘を学校まで送り届けた
・半年間時期を待ち続けた観葉植物の植え替えをした
・クリーニングにワイシャツを出した
・マットレスにダイソンをかけた
・固定資産性を払った
・自動車税も払い込んだ
・大豆田とわ子をアマプラで見始めた(★)
・ピアノを練習した(★)
・子供の習い事の送迎をした
・夕飯に牛丼作った

★は、私のお楽しみ枠ですけれどね……
ちゃんとやりたいことをやれた!ってのも褒めたいポイントとしました!!

えらいじゃん!がんばったじゃん、わたし!!!!

そうなんですよね、こうして、「当たり前」に思えることもあえて書き出してみると、自己肯定感が上がる。
ちゃんと生きたし、むしろ暮らしをプラスにすべくがんばったことがちゃんとある。

さらに気づいたのが……
登校拒否で台無しにされたと思った一日だったけれど、よくよく見つめてみたら「実はちゃんとやりたいこともできていた」という事実。あれれ、全然ダメダメな一日じゃないじゃないか!
――ってことは、娘の気持ちにもう少し寄り添う時間をとっても大丈夫なのかも。

さらにさらに、何よりハッとしたのが、自分の理想の高さ。
ついつい「はぁ~今日もなんだかバタバタしているうちに終わっちゃった……」と、なんとなく「もっといい一日」に取りつかれて原点方式で一日を捉えがちだったけれど……「え!わたしこんなにいろいろこなしてたの!?すごいじゃん!!」と素直に思える。

これか、これが「マインドフルネス」というヤツか!!!

ただただ、自分を慰めるかのように「自分を褒めるキャンペーン」を展開したのに、結果的には「人生の満足度が向上」し、娘へに対する気持ちの余裕まで生まれる――マイナスをゼロに、を上回る結果!

これまで、その日の良いこと3つを書き出す「3good things」にもトライしたのですが……私の場合それよりも「マインドフルネス」に寄れる「ほめほめキャンペーン」の方が幸せにつながるのかも!

ついつい「もっとこうしたかったのに叶わなかった」「誰かに邪魔された」と思いがちな自分の資質。その取説を手にした気分です……!

ちゃんと生きている、それだけをしっかり認める。
思った以上に頑張っている自分を自覚する。
一人「褒め褒めキャンペーン」、おすすめです!

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