宇宙大好きな小1の次女。
一緒にプラネタリウムに行くと、ささやき女将(わかる人にはわかる)を彷彿させるがごとく、解説員さんを一歩先回りして「あれは〇〇座だよ」「〇〇は一等星」「あの星は赤く見えるの」など、隣に座るわたしに絶えず耳打ちしてきます。

もはや「知識を増やしに行く」のではなく、
「答え合わせ」に行っている…(笑)
わたしももともと宇宙は好きでしたが、その「好き」は漠然としたもの。身近に宇宙少女が現れて以来、そんな私の根っこに眠っていた「なんとなく好き」が刺激され、今さらですが「宇宙兄弟」を友人から借りて読んでいる今日この頃です。(笑)
1コインの世界貢献、始めました
さて、そんな宇宙兄弟から派生して、本日、ある手続きを完了しました。
それは、「ALS治療薬開発のための募金」に協力すること。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、難病として指定されている、運動神経系が少しずつ障害をうけて使えなくなっていく病気です。
https://landing-page.koyamachuya.com/serikafund/#goods
手、足、呼吸器に至るまで次第に自分の意思で動いていた体が言うことをきかなくなってきます。
日本には約9000人の患者がいます。
謎が多く、治療法も、まだ見つかっていません。
体はもちろん、表情も次第に動かせなくなり、言語を発することも、最終的には自発呼吸もできなくなるといいます。意識はあるのに、痛みやかゆみ、苦しみもなかなか伝えられないなんて。

私の周りにALSの知人等はいませんが、前々から知ってはいた病気。そして「宇宙兄弟」の中でもこの病気に絡めたエピソードなどが登場します。
宇宙飛行士の一人にえらばれたせりかは、治療薬開発を夢見てISS(国際宇宙ステーション)でのミッションを目指すわけですが、その「せりか」の名を関した「せりか基金」に、毎月500円を寄付することにしました。
寄付を「1コイン」にした理由
実は、前々から「何かの寄付や募金をルーティーンにしたいなぁ」「でも、ギラギラやるのではなくて、当たり前にできるくらいの感じで仕組み化したいなぁ」と思っていた私。
今年の手帳のWISHリスト(私が使う「自分軸手帳」では「足し算のリスト」と呼ばれています)にも実はきちんと書き込んでいました。

お金は「モノより経験」「自分より誰かのため」に使った方が幸福度が増す、という話を聞いたことがある人も多いのでは。その延長線上での考え方として、「自分にはできないことも、誰かを応援することで叶えられるなら、その『誰か』を応援したい!」と思ったわけです。

昨年は、もともと大好きなお店で、インタビューもさせていただいた埼玉・北本市の「クッキークル」さんの「防災用クッキー」のクラウドファンディングを、ささやかながら応援させていただきました。
が、その支援は「点」であって、私の中でこういった取り組みが「線」になっていない。

そんなときに思い出したのが、以前雑誌で目にしたこんな考え方。
「寄付や募金は続けることが大切」「例えば毎月300円でもいい。負担なく続けられる金額を細く長く行うという方法がある」。
自分の収入が減っても続けられる金額で、何かを我慢せず自然に出せる金額で。熟慮して、吟味して、先延ばしするより、たとえ1コインでもいいからさっさと始めよう。
「にわかの私がALSに寄付したって、偽善じゃない?」という考えもよぎったけれど、「次女をきっかけに扉を開いてもらって始めた寄付」にはなんの後ろめたさもない。
そんなわけで、「せりか基金」に毎月500円、寄付していきます!

募金前に実際の使われ方も念のため調べたところ、
きちんとした機関の研究者さんたちに寄付されていました!
おしまいに

「目の前のことにばかり一生懸命」「なんだか私ってちっぽけだなぁ」なんて思うことがあるとしたら。
自分の1コインが、未来の大きな幸せにつながるかもしれない、と思える仕組みをてにするだけで、日々の心持も、見える世界も、まったく違うものになる気がします。
ちなみに、来月6月21日は「世界ALSデー」なのだとか。
「せりか基金」への募金は、単発でも可能です。
もちろん、他の気になるテーマに対してでも。
広い世界、明るい未来につながる「ワンコイン募金」、いかがでしょう?