年末から、植木希恵さんが主宰する「きらぼしstudy online」で、いくつかの講座を受講しています。
それと前後して、希恵さんのSNSやオンラインLIVEなどにお邪魔することが、もはや日課となりつつありますが・・・昨日の希恵さんのツイッター。
ブログの投稿自体は3年ほど前のもののようですが、刺さりました。
希恵さんは、「時間をどう使うか」を考えるにあたって、自由に時間を使っていた子供のころをマインドマップで振り返ってヒントを得たといいます。
私もまさに、「時間=命」と思って過ごしているのですが……果たして「自分がやたらと『一人時間を優先』する感じ、これでいいのか?(いまや子供もいるのに)」とか、「いま熱中しているこれは、本当に自分が時間を費やすべきものなのか?」とか、やっぱり多少の迷いがあるわけです。
そこで、私も早速やってみました。
子どもの頃の自分が何に熱中していたかの振り返りを。
子供の私にすべてが詰まっていた!

そうして描いてみたマインドマップが、こちら。

ほんの5分ほどで描きあがったと思います!
あえて直感で、深く考えすぎず。
こうしてみると、私、「誰かと過ごす」よりも、ひとりで充実した時間を過ごすことがすごく心地よかったみたい。

低学年のうちから特定の同級生にターゲットにされて、「この子は私の友達だから遊ばないで」みたいなことが低学年から始まり、3~4年続きまして。7歳くらいから既に「女子、めんどくさいな~」と思いながら、大切な人と関われないなら一人でいた方がいいわ、とすら思っていた記憶。

誰を呼ぶ・呼ばないを考えるのも面倒になって、
小2くらいから「友達を招待する誕生会は今後不要です」と
自ら親に宣言した気がします。(笑)
裏返すと、このころから、「本当に大切な人に時間を費やしたい」という部分がある。
「誰でもいいから、とにかく一緒に遊んで寂しさを紛らわす」という発想にはならない。(笑)
こういう部分があるから、家族の手伝い(実家は兼業農家だったので、仕事は山ほどありました)は、進んでせっせとしていました。仕事が少しでも早く終われば、母と一緒に過ごす時間が増えるし、という気持ちがあったことも、これを描いていて気づきました。

小さかった自分の心の声に初めて気づいて、ちょっと切なくなりました。
「そうか、お母さんと一緒にいたくて一生懸命だったんだ!」って。

そして・・・・・・手紙を書いたり、家族新聞を書いたり。自分の内面や見える世界を、紙の上に表現し、残し、伝えることが大好きだったんですね。
小さい頃から「死」について考えることも多い子だったのですが、そのときは「会えなくなる」「淋しい」ということより、「この気持ちや考えは一体どこへ!?」とか「もう伝えられなくなる」「相手の思いを聞けなくなる」ということへの恐怖心の方が強かった。
とにかく自分の内側にあるものをアウトプットしたい。
何かに残したい。
大切な人に伝えたい。
内に秘めたまま後悔したくない。
・・・!!!
「だから取材ライターであることを面白がれる」のはもちろん、
最近の謎だった「マインドマップはどうして私にとってこんなに心地いいのか?」の理由までわかってしまいました!
まさに、マインドマップは、自分の中身(脳内、ココロ、情報)を紙に吐き出して、整理し、あるいは行動に移していくツール。
自分が目指す、後悔のない生き方をサポートしてくれるものなんだ、って。

子どものころを振り返った、付箋1枚の小さな小さなマインドマップだったけれど、
「私は一人の時間を大切にしなくてはいけない」し、
「自分が選んだ大切な人との充実した時間」を組み込む必要もあることがわかって。
さらに「自分の内側をアウトプットすること」がまさに私の生き方そのものだ、ということまで見えたのでした。
ミッションステートメントにもつながっていた!
さて、最後の最後で少し話は変わるのですが・・・。
実は、昨年末に、自分で数日間にわたって作ったものがあります。
それが、「ミッションステートメント」。
ミッションステートメントは、言わば「自分の憲法」。
かの有名な名著「7つの習慣」の中で提唱されていて、要は「自分の生き方や行動指針」などを明文化したものです。

・・・な~んて言って、
私は子供向けの「7つの習慣」しかまだ読めていないのですが!
昨年末、実は「WEBマガジンを作りたいなぁ~」と思い、ターゲットやコンテンツなどを考え始めたのですが・・・・・・「そもそもどんな内容が私にとって喜びのアウトプットになるのか?」を考えるにあたり、「それのヒントになれば」とミッションステートメント作りに取り組んでみたわけです。

そうして出来上がったのが、この「じぶん実験室」なんですよ~実は!

「どのようにミッションステートメントを作ったのか」については、またいつかご紹介できればと思うのですが――ちょっとだけご紹介すると、当時の私がいきついたミッションはこれでした。
MY MISSION
「日々後悔のないよう、周囲へ全力で関わり、全力で生きる」
「自分と周りの人生を『楽しさ』『発見』『喜び』で埋め尽くす」
ちなみに、このステートメントの下には、さらに細かな行動指針を5つほど立てているのですが、そのうちの一つは「恐れず表現する」です。
これをミッションステートメントを作るステップにおいて、「子どものころ」を振り返る作業は含まれていなかったのですが・・・改めて答え合わせしてみると、前半のマインドマップから紐解かれた私と、ミッションステートメントはしっかりと合致しているし、つまり「子どもの頃のわたし」にすべて詰まっていたんだなぁ、と驚かされました。
おしまいに

長い人生歩んでいれば、人間性や価値観はもちろん変化する部分も多いですが――よりシンプルに生きていた幼かったあの時代の私こそ、実は自分のすべてを知っているのかも。
そう思うと、自分の人生を丸ごと愛しく思えてくる気すらします。
人生まるっと振り返っての自己分析はしんどく思えても、「紙きれ1枚×幼い自分」とフォーカスする量を決めてみると、グンと軽やかな気持ちで取り掛かれるのではないでしょうか。
周りにまとった鎧や皮がぽろぽろとはがれて、自分の真ん中に埋もれた小さくかたい種に出合えたとき、自分の輪郭が一層はっきりする・・・かもしれません!