今年に入って早くも1週間(!)。
先日、子どものお年玉を集計しましたよ。
「貯金?」or「活用?」

我が家は子供が5歳と小2。
全額渡して任せるには早すぎる年齢なので、ついつい「とりあえず貯金…」としてしまいがち。
けれど、数年前にこんな言葉に出合いました。
「お年玉は、今、使わせるべし」

ポイントは「今」×「使わ”せる”」!!
その理由というのが・・・
- 今は低金利時代。普通の口座に預けておいても、増えるのは微々たるもの。
- 子供にとっての1万円は、大人になっての1万円より価値が高い。(感覚面&物価の変動)

実際、私は子供のころのお年玉は、自ら「老後のために」と率先して貯金していました。(笑)
成人して、その通帳を母から預かった時は数十万円あった記憶はあるのですが・・・その口座も今は空っぽ。もはや何に使ったのかも覚えていません・・・!!!!!

そんな経験もあり、「今、使わせる」という考え方に至極納得!!!
・・・とういうわけで、「5000円程度を渡し、自由にものを買わせる」ことでお金の使い方を考えさせることは決めましたが・・・残りはどうしよう?
2022企画:「CAFE基金」

そこで思いついたのが、「CAFE基金」。
我が家は、徒歩3分ほどの場所に大好きなカフェがあります。
子供もこの場所が、そしてそこにいるスタッフさんが、本当に大好き!
そして私自身も、友人の間では「ここに行けば美穂さんがいる」と言われるほどに住人と化しています・・・。
が、気になることが一つ。
「子どもたちは、お金をお支払いしていることをどれだけ理解しているのか?」
家族以外の愛情に包まれ安心できる場所があるのは、親としても喜ばしいこと。
ですが……そこには大人が子どもたちへの愛を注いで生み出したお金が必ず支払われているわけで、その「愛=お金」の流通を意識させたいと思ったのです。

そんな思いから企画した「CAFE基金」はこんな感じ。
- お年玉の一部を今年の「CAFE基金」に充てることに子どもの了承を得る
- 1カ月にX円をカフェの予算として専用のお財布にIN
- お店で自分の飲食の注文は2のお財布から出させる
- 月末時点で余った月予算は、母がプールしておく
- 年間通して貯まった4の合計額は、2023のお正月に本人にお小遣いとして渡す
例えば「欲しいものがある」など、貯めたい目的があるならカフェに行く回数を減らしてもOK。
そうすることで、お金の大切さや物の相場とともに、カフェを基準に「自分が大切にしたいものは何か」を考えさせるきっかけになれば、と思っています。

家族のレジャーとして親が誘う場合などは、親が支払うことも想定しています!
新年のCAFE始め

そんなわけで、昨日は早速2022CAFE始め。
冬休み最終日ということもあり、基金開始直後ではありますが、「今日の飲み物代はママが出す」ことにしました。
が、焼き菓子を食べたい娘たちは、悩んだ挙句に各自お財布を使って早速注文!
レシートの見方を教えながら説明すると、「お菓子はこれくらいの値段なんだ」ととりあえず頭では理解した様子でした。
おしまいに

日々何気なく味わっていた「楽しみ」に「明確なルール」を設けてお金について考えさせる。
自由の中にある責任を体感させる。
もしかしたら、親が予想もしなかった子供の価値観にも触れられるかもしれません。
お金の増減を肌感覚で理解させつつ、金銭感覚を磨く実験。一年通して子どもの変化を見守りたいと思います^^